考察

仮面ライダーセイバー第4話 感想

どうも、「かざみわし」狩谷亮裕です。
仮面ライダーセイバー第4話が放送されました。今日も、その感想を書いていきたいと思います。
悪役好きとして見逃せないのは、やはりデザストの復活。
まずはその辺りを書いていくとしましょう。

封印の鎖から解き放たれし、最低で最高のメギド
その名は、『デザスト』。

匂うな。世界と本と剣が擦れあう。最低で最高に楽しそうな匂いだ。

15年ぶりに封印から解き放たれた彼の第一声。もうこれだけで、タダ者ではない強者感がにじみ出ていましたが、4話のあとがきにもさっそく考察をするにあたって、大切な情報が書かれていました。
仮面ライダーセイバー第5章「わが友、雷の剣士につき。」

幻獣「フェンリル」、生物「ハンミョウ」、物語「歌う骨」。これら3種の属性を掛け合わせて生み出された混合種のメギド、デザスト。…
…監督からいただいた「匂い」というキーワードを元に狂気を孕んだキャラクターを作り上げていただきました。

これは上のリンク。4話あとがきに書かれている文章を引用したものですが、実際の映像中でも、デザストは「匂い」という言葉をよく使っていました。
復活した第一声のほかにも、その後芽依のカットをはさんで飛羽真たちがデザストと出会うシーン。最近剣士になった、『ひよっこ』2人の反応と、15年前の大戦を知る尾上とのデザストに対するリアクションの違いも見ものでしたが、やはり強い。ここまですべての敵を一撃必殺で倒してきたバスターを、劣勢にまで追い込むとは。

個人的には15年前にも戦っているからこその「どうした?腕が落ちたか「こっちは15年も年取ってんだ。ちょっとは手加減しやがれ!」お互いに軽く冗談を叩きあうこの掛け合いが好きです。

この何気ない掛け合いから、メギドは年を取らない。もしくは人間と比べて、100歳・200歳などかなり長命の種族であることが分かりましたね。

デザストの方は、各ネットニュースなどで「メギドとしての目的よりも、剣士との戦いを楽しんでいる節がある」というのは放送前から知っていましたが、こんなこというと怒られるかもしれないけれど、尾上さんの方も、ある意味では楽しんでいる というか。久しぶりの旧知の強敵が現れて、武者震いではないけれど、「やっかいなヤツだな。俺が面倒見てやるよ」的な感じで。

そこには、『ひよっこ』たちでは相手にできない。ついでにデザストに「俺の知ってる炎の剣士ってのは、こんなもんじゃなかった。本の中にいるうちに、こんなにもよわっちくなってたなんて、ガッカリだよ」とか言われて、あっさり返り討ちに会う。ことが見えていたからこその「コイツの相手は俺がする尾上さんも、デザストも立場・境遇こそ違いますが、歴戦の猛者だからこそ漂わせられる”強者の余裕”のようなものが感じられ、いろんな意味で見応えがありました。

※補足
~かざみのボヤき~

っていうか、デザストは3種の属性を掛け合わせた混合のメギド。ということは、4話でセイバーも初”3冊刺し”をしたけど、相手は最初からこの状態。そりゃ、強いはずだわ…。
それに1冊で対応してたなんて。(必殺技決める寸前に2冊目差したけど)それでも2冊。
それでいてきっちりワンダーライドブックを取り返すだなんて、尾上さんもすごいな…。

デザストと他の幹部メギド達との絡みも楽しみ

私のボヤきはこの辺でおいておくとして(笑)
4話 というよりは、これから先の楽しみという意味合いで言うと、デザストがすでに暗躍している幹部メギド達とどうなっていくのか?これも楽しみの一つでしょう。

デザストは何故生み出されたのか…?
何のために復活させられたのか?
デザストの目的とは…?

と4話あとがきにも書かれている通り、デザストの性分 とでもいいますか。復活した際のカリバーとのやり取りを聞いていても、「本の外に出るのは15年ぶりか…。どんな気分だ」。どんな気分だ の「どん」のイントネーションやタメ具合から察するに、「本当はお前のような面倒なヤツを復活させたくはなかったんだがな。しかたない。私のおかげで外に出られたんだから、ありがたく思え。」と含みありげに問うたカリバーに、「フンっ。お前に言う必要があるか?」軽く少々挑発気味に返すデザスト。復活早々から一触即発のようなこの感じ。

推測ですが、飛羽真の夢として出てくる過去の戦いの様子。そこにカリバーと3体の怪人(幹部メギド)はいれども、デザストの姿はない。だが、尾上はその存在を知っている。

このことから、デザストは途中まで他の幹部メギド達と共にいたが、あまりにも自分勝手に剣士たちとの戦い”だけ”を楽しみ、かつカリバーらにも制御不能なほどの力を有していたことから、カリバーによって封印されたのではないか?とも考えられます。

その裏付けというわけではありませんが、カリバーも一応はソードオブロゴスの元剣士です。そこで、ハンザキメギドを倒した飛羽真に倫太郎が言ったセリフを思い出してみてください。

ワンダーライドブック三冊は、鍛えられた剣士でも負担が大きいんです」。

アヴァロンを目指すために(?)剣士たちを裏切り、メギド達と手を組んでいる(利用している)以上は、対剣士を想定して、それなりの戦力を用意しなければならない。
故に、3ジャンルすべてを混合したメギドをつくりだしたが、フェンリルモチーフということからも分かる通り、予想以上に凶暴で結果として、手に負えなくなった。

3種混合に対抗して3冊でデザストを葬ろうとしたが、自身の負担もメギド陣営としての負担も大きいことから、最終的に『討伐』ではなく、『封印』ということになった。
このような背景も推測できます。

だとすると、カリバーの不服そ~な問いかけも納得がいきますし、これが事実であるならば、デザストの目線から見ると、自分を作り出しておいて、いいところで封印されたデザストという構図になりますから、「お前に言う必要があるか?」という挑発的態度。そのまえの「フンッ」には、(お前らの都合で勝手に封印しておいて)というニュアンスが含まれているからこそのギクシャク感。
あの短いセリフの奥には、このような意図があるのではないでしょうか。

デザストの復活をカリバーですらこうなのですから、快く思うメギドはおそらくいないでしょう。拒絶反応を見せるのか。反発しながらも、受け入れて前に進めていくのか。いずれにせよ、デザスト復活の事実がもたらすのは、メギド側にとっても小さいものではないはずです。彼の復活によって、一波乱、二波乱あるのは間違いなさそうです。

謎に包まれし、闇の剣士
~その正体は、富加宮隼人! って誰?~

話を少しもどしまして。第3話の考察ポイントとして書こうと思っていたことというのは、富加宮賢人とソフィアの会話。
「あれは俺の責任。俺の背負うべき罪」と話す賢人に「あなたが負うべき罪ではありません。たとえ我々を裏切った闇の剣士があなたの…」。これ。

この時点では、真相を視聴者に分からせぬよう、効果音でごまかしてハッキリ聞き取れないようにしていましたが、私は「たとえ我々を裏切った闇の剣士があなただとしても」とかそういう事かなと思ったんです。

いや、彼は仮面ライダーエスパーダなので、そんなことは絶対にありえませんが、それぐらいあなたのことを信じているし、認めている。というソフィアの優しさなのかなぁと。むしろそのシーンで賢人と同時に映っていた大秦寺。その映り方と言い、彼の役どころと言い、制作発表会の動画の、大秦寺が紹介される時の色と言い、彼をすご~く怪しんでいました。

ところが、3話の相関図をみてみると、仮面ライダーセイバー第4章「本を開いた、それゆえに。」

「闇の剣士があなたの…」と明記されている。ということは効果音うんぬん関係なく、あのときソフィアは確かに「あなたの」と言っていたんですね。このときソフィアは、賢人には…の続きを言ったのでしょうが、この時点で視聴者である私たちに明かされることはなかった。

そこで私も色々考えました。

あなたの ということは、続けて○○と誰かの存在が入る。
仮面ライダーという番組自体に『親殺し』という大きなテーマがあることと関係して、それを分かりやすく体現するのに、誰かの父親がダークライダー というのはよくある展開なので、(仮面ライダーシリーズwikipedia)今回もファンの間では、賢人の父親がカリバーでは?という考察が、このセリフ以降、一気に多くなりました。そして、その通りの展開でしたね。

その富加宮賢人の父が富加宮隼人(ふかみや・はやと)であり、彼を仮面ライダーゴーストの宮本武蔵・人間体などで特撮出演経験もある、俳優の唐橋充さんが演じられるということで、期待大です!
(そして大秦寺さん、疑ってゴメンナサイ)

まとめ

賢人の父である、隼人の本格的な介入によって、物語は大きく動き出します。公式にも書かれている通り、ここから15年前の過去に何があったのか?徐々に明かされてきそうですね。

そして賢人と隼人の父子関係。幼馴染の賢人の父がソードオブロゴスを裏切り、混乱を巻き起こした張本人だと知ったとき、飛羽真はどうするのか?何より飛羽真の記憶は戻るのか?戻ったとして、飛羽真はどうなるのか?
まだまだ謎と興味は尽きませんが、今まで以上に注意深く、漏れのないように。仮面ライダーセイバー、見守っていきたいと思います。

それでは、今日はこの辺で。
~風の向くまま。気の向くままに~